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歯の知識

診療室でする虫歯予防処置とは?

2013.07.29

サホライド(Ag(NH3)2F):フッ素と銀を含んだ「フッ化ジアミン銀」の溶液のことです。

サホライドを塗布すると、フッ素の虫歯予防効果と銀の殺菌効果、鎮痛効果により、虫歯の進行抑制、知覚過敏の軽減などの効果が期待できます。ただし、サホライドを塗布した歯は黒く変色してしまうので要注意。

 

フッ素:フッ化ナトリウム(NaF)、フッ化第1水銀(SnF2)

虫歯の発生・進行を防ぐために、フッ素(フッ化物)を利用しましょう!

フッ素(正確にはフッ化物)で虫歯の進行を防ぐことができる理由は、次の通りです。

  1. 歯の再石灰化を促進する!
  2. フッ素が歯に取り込まれ、酸に強い歯を作る!(フルオロアパタイトが形成される)
  3. 虫歯菌が酸を作るのを抑制する!

 

 フッ素の効果的な使用法

フッ素応用に際しては、以下のことに気をつけることでより一層フッ素の効果を高めることができます!

  1. フッ素使用の前にはプラークコントロールを行い、プラーク(歯垢)を落とす!
  2. フッ素の濃度よりも、回数や隅々まで行き渡っているかどうかが重要!
  3. 複数のフッ素利用法を併用する。
  4. フッ素使用後、しばらくの間(30分くらい)は飲食しない!
  5. 4~6ヶ月毎に塗布すると効果的!

 

進行した虫歯は、フッ素だけでは治りません!

フッ素は歯の再石灰化能力を高めるので初期の虫歯には有効ですが、すでに穴が空いていたり、痛みが出てきているような虫歯はフッ素だけで治ることは絶対にありません!フッ素は、虫歯の予防と初期の虫歯の進行抑制に対してのみ有効です。進行した虫歯がある場合には、できるだけ早く歯科医院へ行って治療をしましょう!

フッ素の応用方法

フッ素の応用方法には以下のようなものがあります、全部使用するほうが効果大!

ご家庭で

  1. 歯が生えたらチェックアップフォーム
  2. うがいができるようになったらフッ化物洗口
  3. 1日2回以上フッ化物配合歯磨剤

 

診療室で

  1. フッ素塗布
  2. フッ素ジェル
  3. フッ素スプレー
  4. フロリデーション
  5. フッ素フォームトレー法

 

シーラント

シーラントって何?

虫歯になりやすい歯の噛み合わせの溝やくぼみを、プラスチック系やセメント系の材料でふさぐことです。溝やくぼみに入り込む虫歯の原因菌を遮断することにより、虫歯を抑制しようとする方法で、1967年にCuetoとBuonocoreにより、臨床での成功例が初めて公開されました。

 歯の溝をうめるシーラント

最近の学校保健では「虫歯になりそうな歯を自分で確認して、生活の習慣を見つめ直し、虫歯が進行しないように見守っていく」というCO(要観察歯)の考え方が重要になってきています。シーラント(予防的に歯の溝を埋める処置)はそういう状況で適応症を考慮して歯科医の判断で処置されるものです。もちろん、シーラントしたからもう虫歯にならない、というわけではありません。自分の口の中が、すでに虫歯になりやすい状態になっていることを本人に気づいてもらうことが重要です。注意すべき点は、溝のまわりが変色したり、シーラントが脱落していないか、歯科医院で定期的にチェックしてもらうこと、などです。

フッ素を塗っていてもシーラントは必要?

フッ素の利用によって、たしかに歯の平らな面の虫歯の抑制には大きな効果が認められます。でも、咬み合わせの溝やくぼみに発生する虫歯に対しては予防効果が低いことから、組み合わせ予防としてシーラントが推奨されます。

 

何よりも大切な虫歯予防方法は、3度の食事を中心とした基本的な生活リズムと、おやつをだらだら食べないこと、正しい歯磨き習慣です。定期健診(リコール)で虫歯の原因を早期発見・除去して、虫歯を作らないようがんばって!

 

 

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